気になるのが、お金の話。リノベーションは、新築マンション・新築戸建てと比べて費用面のメリットが大きいとは言え、決して安いとは言えない大きなお買い物です。物件購入価格に加えてリノベーション費用が必要となるため、最初に総額の資金計画を行うことが大切です。[リノベる。]でリノベーションされたお客様の費用相場や費用内訳を参考に、ポイントを押さえておきましょう。
費用規模別の参考事例を見てみよう
CASE1. フルスケルトンですべてを刷新。オーダーメイドリノベーション

| 間取り | 3LDK→1LDK+WIC |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 完工時築年数 | 築45年 |
| リノベーション完工年月 | 2017年6月 |
既存内装をすべて解体して躯体状態にし、間取りや内装すべてを暮らし方に合わせて刷新されました。また、天井もボードを取り外し、天井高を最大限に活かした広々とした空間になっています。以前はリノベーション済みのマンションにお住まいでしたが、既存の間取りや設備に使いづらさを感じるようになったそうです。玄関からウォークインクローゼット、ウォーウインクローゼットから寝室とスムーズな動線により身支度しやすくなりました。

| 間取り | 2LDK→1LDK |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 完工時築年数 | 築50年 |
| リノベーション完工年月 | 2018年12月 |
2匹の猫とご夫婦の暮らす53㎡。築50年のマンションの一室を、2LDKから1LDKにフルリノベーションしました。間取りは空間を広々と見せる長方形のレイアウトに。キッチンの横に設けた寝室の入口は、あえてドアを設置せず、家全体に部屋の3面から光が入る工夫がされています。躯体あらわしの無機質な天井と足場板のフローリングを組み合わせた、ぬくもりを感じるインダストリアルな空間です。

| 間取り | 2DK→ワンルーム |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 完工時築年数 | 築47年 |
| リノベーション完工年月 | 2018年12月 |
モノトーンの落ち着いた雰囲気のお部屋のテーマは、「ソフトインダストリアル」と「ホテルライク」。2DKだった38.0m²の空間をワンルームに間取り変更しました。浴室、洗面スペースの水回りの横に、あえてウォークインクローゼットを配置することで、生活動線をシンプルに。ひとり暮らしならではの効率的な空間の使い方が参考になります。カフェや古着屋さんから発想を広げたというデザインも魅力。見た目と暮らしやすさを両立させた好事例です。
CASE2. 既存の水回り設備を利用して上手にコストカット

| 間取り | 2DK→1ROOM |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | RC造 |
| 完工時築年数 | 築45年 |
| リノベーション完工年月 | 2015年3月 |
50.4m²、2DKの空間をワンルームにリノベーション。壁を取り払って大胆な間取り変更をしました。壁がないためバルコニーからの自然光が部屋の奥まで届きます。間口の広いクローゼットの扉にはミラーを貼り、光を拡散させながら空間の奥行きを広く感じる工夫を施しました。水回り設備は状態が良かったため、そのまま活用しコストカットを実現。部分的に既存設備を残しながらリノベーションした事例です。

| 間取り | 3LDK→2LDK |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 完工時築年数 | 築38年 |
| リノベーション完工年月 | 2019年2月 |
水回りや個室はきれいだったためそのまま利用し、玄関から廊下とリビングを部分リノベーションした事例です。躯体あらわしの壁が印象的なライトなインダストリアルテイスト。むき出しにした鉄の配管やダクトレールは、無骨すぎないよう、色と太さにこだわりました。リビングのテーブルは古材の一枚板を調達し、ご自分たちで脚を取り付けたDIY作品。デザイン関連のお仕事をされているご夫婦ならではのセンスあふれる空間に仕上がっています。

| 間取り | 2LDK→2LDK+SIC+WIC |
|---|---|
| 建物種別 | マンション |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 完工時築年数 | 築48年 |
| リノベーション完工年月 | 2016年9月 |
アカシアの無垢フローリングに、コンクリート躯体を水色に塗装した壁が印象的な57㎡の空間。あえて色を入れることで落ち着いた雰囲気になっています。物件購入時に付いていたシステムキッチン以外はすべてリノベーションで刷新。キッチンを既存利用した代わりに、キッチンカウンター周りをモルタルでつくり込みました。その背面の窓下には、イタリアから輸入したアンティークタイルをあしらい上手にコストコントロールされています。
